セックスと

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013052600172
【ワシントンAFP=時事】
第2次世界大戦中、ノルマンディーに上陸し
フランスに進撃した米軍兵士の多くが地元女性との性行為に
躍起になり、トラブルの種になっていたことを示す研究書が
米大学教授によってまとめられ、6月に刊行されることが分かった。
ナチス・ドイツからの欧州解放の立役者となった米軍の影の部分に
光を当てたものとして注目される。
この本は、米ウィスコンシン大学のメアリー・ロバーツ教授
歴史学)が著した
「兵士たちは何をしたのか−第2次大戦時のフランスにおける
性と米兵」。
米仏両国の資料を分析したもので、同教授によれば、
米軍進駐後のフランスでは、公園や廃虚などさまざまな場所で
米兵が性行為を行っている姿が見られた。
レイプも多発し、数百件が報告された。
米兵による買春もあった。
フランス女性たちは既婚者でも米兵にしつこく誘われ、
ある住民は「ドイツ占領中は男たちが隠れなければならなかったが、
米兵が来た後は女性を隠さねばならない」と言っていたという。
 当時のある市長は駐留米軍幹部に苦情を寄せたが、
問題は改善しなかった。