ジャングル大帝

関西テレビの番組内のコーナー、
石川栄基氏が出演されていた。
手塚治虫ファンクラブ京都の主催者。
ヒョウタンツギタイムスを
本屋で見かけなくなったので、
活動してないんかと気になってはいたが。
ジャングル大帝のオリジナル版を復刻したのが原因で、
活動をやめられたことが、わかった。
黒人の差別をなくす団体からの圧力や
転売目的で注文してくる人の誹謗中傷等、
彼だけではなく、家族や手塚プロにも迷惑が及んで、
手塚治虫FCの看板をはずし、石川氏個人の責任で、
ジャングル大帝の復刻を完結。
オリジナルにこだわったのは、
手塚治虫が書き直しを何回もやっているために、
何種類ものジャングル大帝が
存在するからである。
他の漫画も発表するたびに時代に応じて
書き直しているのが、手塚治虫のすごいとこ。
学生時代、もっとアニメやマンガ関係のイベントに
参加しとけばなあ。
中学ん時に刊行の始まった講談社の全集版以来
『ジャングル大帝』を読んだが、
クライマックスで、レオは自分を犠牲にして
ヒゲオヤジを助けるシーンについてのことだ。
彼が自分の存在価値を、生きていた意味を理解する。
やはり、スケールでかい。