『アンビリーバボー』

嘉門達夫のところへ親友が電話をかけ
「癌って、告知された。余命三ヶ月やて」。
そのとき、嘉門達夫は何を思ったのか
「ほな、何して遊ぶ?」
高倉氏「そやな、何して遊ぼ」。
子供の頃から一緒に遊び、大阪万博では
VIPなど一部の入場者しか貰えないバッヂを
貰ってコレクションしたりしていた二人をはじめとする
友情物語。
本当の友情とは何か、考えさせられた。
高倉氏「辛気くさい葬式はいややから、
おもろい葬式にしてくれ」
存命中にヴィデオを撮影して、それを自分の葬式で流してもらう
という約束を嘉門達夫とする。
若い頃の友人達や好きだった女性と再会したりで、
医者に告知された期限からさらに数ヶ月
生きることができた高倉氏。
テレビで放送された、この話は
嘉門達夫によって書籍化されていた。
表紙のカバーには高倉氏所蔵の万博のバッヂが
ちりばめられている。